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トランスメディア提供アイコン01 コミケ76夏コミレポート 一般参加AshikaRecord 哀戦士編

※注:筆者はマジメなガンダムファンではありません。
いくつかの誤記・誤認・オールドタイプのたわごとは生暖かい目で見てやってください。


「元々ゲリラ屋の私の戦法でいこう」
ホントは今回は行くつもりはなかった。
去年末にわずらった腰のおかげで体力不足、スケジュール調整が出来なかった準備不足、そして資金不足の三拍子がそろっていたため、「たまにはコミケの無い穏やかな夏もいいか」と参加中止を決め込んでいたのである。

ところが始発組やるきっかけになったサークルがここ数年サークル参加をやめていたのに突然の復活。
いろいろあって「ここだけでも行ってみるか…」と重くて少々痛む腰を上げてみると、気がつけば5つのサークル(しかもうち二つは外周サークル)を回る羽目に。
(しかも結果として8つのサークルを回っていた。)

それからがさぁ大変。近所のスーパーをかけ回り飲料水と食料を確保。携帯の予備電源や携帯扇風機の電池、その予備電池、GBAの充電と装備の準備を済ませる。そしてコミケカタログは知人に預けっぱなしだったため、携帯デジカメでマップの写真を送ってもらい、だいたいのブースの位置を確認。まぁコミケに参加してからもう長いため、過去の会場マップ(※数年ごとに卓の配置が増えている為、少し現時点との相違がある。)と経験からだいたいの位置は卓番号だけで割り出せる根拠の無い自信はあった。
さらに参加しない予定だった知人も参加することになり少々心強くなる。
少なくとも参加を決めた当初よりは不安材料が少なくなったため、既にコミケ二日目になっていた8月15日早めに就寝。

「遅れるなよ。発進だ」
そして三日目の8月16日の2:00、知人に頼んでおいたモーニングコールで起床。
もくもくと朝食を取り、ネットで最後の情報収集をし、カバンにミネラルウォーター、凍らせたミネラルウォーター、スポーツドリンク、保冷剤、タオル、GBA、チョコレート(糖衣に包んだタイプ)、そして新兵器の熱中飴をカバンに詰め込む。
サークルの情報は携帯電話に入れておいたが、念のためメモ帳にも書き込んでおく。
そして4:30、出発。
予想より辺りが明るかったのと、時間の余裕があった為、歩いて大崎駅へ。

大崎駅では既にりんかい線のホームにかなりの人だかりが出来ていた。チョット不安になったが、まぁ毎度のことと思いながら列車を待つ。
下りの始発が到着し、運良くシートに座れるが、予想よりも多くの人間が乗ってくる。なんだか始発駅で既に乗車率200%越えてるような感じがするが、5:40とにかく列車は出発した。
ところが次の大井町駅でもさらに人が乗ってくる。乗車率300%越えてんじゃないかというぐらい人が乗ったところで、大井町駅のホームにまだ客を残したまま(注:車内が混みすぎて見えなかったがアナウンスでそういうことを言っていた)、ぼんやりとした不安を残したまま列車は出発。天王洲アイル駅で、「車両点検」のアナウンスが入り、5分ほどの遅れで駅を出発。そして次の東京テレポート駅でとうとうぼんやりとした不安は実体化した。

「しかし、こちらとてまだまだ操縦系統がやられた訳ではない」
なんと列車が発車しなくなったのだ。
どーも自分が乗っている車両の前か後ろの車両のブレーキが解除されなくなったというのだ。そのまま10分ほど人間のシュールストレミング状態を味あわされる。後で聞いた話だが列車のブレーキには車両の重さを感知してコントロールをしてるものもあるらしいので、さすがにこの乗車率で機能麻痺してしまったのかもしれない。
いつまで止まってるんだろうと思ってたら、点検の一環でドアの開閉が繰り返され、それに便乗して列車を降りていく人間も現れた。まぁあと一駅なのだから、いつ発車するか分からない列車に留まるよりは歩いていった方が早いと判断したのかもしれない。だがおかげで少しやり過ごしやすくなった。その数分後、ブレーキ機能回復のアナウンス。まき起こる拍手と歓声。ひょっとしたら人が降りたおかげなのかなと思いつつ、列車は23分遅れで国際展示場駅に到着した。

「フフ、この風、この肌触りこそ戦争よ」(それ死亡フラグ)
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23分遅れとはいえ、6:30ぐらいにやぐら橋から2ブロック目の待機列に到着。もっとも三日目なのだから10:00に館内に入れるか入れないかの場所と言ったところか。
待機場所が確定した後は、そそくさとワンザ有明へ。ついでに知人にもモーニングコール。7:00にワンザ有明が開き、サブウェイでサンドイッチを購入し、即座に食べ、トイレへ。その際に、ワンザ有明館内の寿司屋の壁に妙なメニューが貼ってあるのに気がついた。
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「うろたえるな。これが便乗商法というものだ」と思いつつも、とうとうここまで来たかと、感慨と脱力を感じながらトイレへ。

用を足した後はそそくさと待機場所に戻り、列が動き出す8:45予定のまでの時間をつぶす。列車が遅れたせいなのか、待機場所はちょうど東側にあるワシントンホテルの陰になっており、また、湿度も低く風もあったため意外とすごしやすかった。

しかし8:30ぐらいから徐々に太陽がホテルから顔を出し始める。
こちらも熱中症対策のため頭にタオルを巻く。そして自分も回りも座っていた人間たちがわらわらと立ち始めた。早ければ数分後には入館のための移動が始まるためだ。
もっとも自分がいた待機ブロックが動き出したのは9:45ぐらい。そしてやぐら橋を上りきり、あとちょっとで入館できそうな、逆ピラミッドの下で三日目開場の拍手をやる。
その後も途中何度か行列が停止ながらも10:30ぐらいに最初の目標である復活サークルののある東館のブースへ。これだと既に1時間待ちかな…と思っていたのだが。

「まさかな。時代が変わった様だな」
行列が予想外に少ない。毎度かけられていた販売制限もない。1時間どころが10分強でブツをゲット。なんじゃこりゃ。
しかもその後の並びそうなサークルもかなり楽に購入できた。
後で知った話だが、一般参加者の数が多かったのは前日の二日目だったそうなのだ。自分も三日目にしては混雑がゆるくて館内の移動がしやすいなと思ったが、後でそれを聞くと納得できた。
しかし、それ以上に感じたのは復活サークルが前回最後に参加したときよりもオタクムーブメント(?)がかなり変わったのだろうということだった。
もはや新作アニメや人気のゲーム、マンガ、小説も好みに合うのが少なくなってきたし、それら全てをカバーするには数もかなり多くなった。コスプレも元ネタを判別できなくなっている。実際、平成生まれの準備会スタッフもいると聞いているのでコミケの人気サークルにも世代交代の波が来ていたとしても不思議ではないのかもしれない。

それはともかく、予想外に体力の消耗を抑えられた状態で作戦は終了。
回るサークル数が少なかったのもあったが、熱中飴の効果もあったかもしれない。食塩とクエン酸の入ったこの飴はもともと建築会社の要望で作業に従事する人たちの塩分補給のため作られたそうなのだが、夏コミにもうってつけのようだ。それなりに甘さもあるがしょっぱさとすっぱさが強いため、水を飲みながら食べるとちょうどいい感じだ。もっとも、プラシーボ効果もあったのかもしれないが。

その後社怪人日記のharuhicoさんとこのブースへ赴きしばし談笑。どうやら彼もりんかい線停止の被害者の一人だったようである。
そしてモーニングコールの知人と合流し、会場を後にする。
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あっけない感じもしたが、結局今回も夏の祭りを堪能できた。

知人と昼食をとった後はゆりかもめに有明駅から乗り、話題のあれを見に行く。
台場駅で降り、しばし歩くこと数分、潮風公園の森の中からついにあれが姿を現した。



「ガ、ガンダムという奴か?」

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間違えた。こっちだ。
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そう、全高約18mの実物大ガンダムである。
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ちなみに第一印象は「確かに大きいんだけど予想よりも小さいな」であった。
むしろ、このサイズから逆算したホワイトベースのでかさ(これが立ったまま格納できるんである。)と、腹部に格納されたコアファイターの小ささに驚く。とくにコアファイターは重力圏下でV/STOL性能を持ち、宇宙空間でも高度な運動性能を発揮できる戦闘機である。ひょっとしたらガンダムメカの中で一番実現が困難なのはコアファイターなのかもしれないという印象を持ってしまった。
そして「次は実物大朽ちダグだ!サイズは半分だし元から立ってないから作りやすいはず!色を塗り分ける必要も無いぞ!」と熱弁し知人をあきれさせる。

それはともかく、やはりホンモノを見ると圧倒される。股の下もくぐれるようになっていたが、かなり長い行列になっていたため断念。なにせ14:00前後というかなり気温の高い時間帯に来てしまったため、コミケにいたときよりも暑く感じた。思わずカバンに残っていたミネラルウォーターを飲み干す。知人も自販機のジュースを買って飲んだが、補充されて間もないのか全く冷えていなかったそうだ。それぐらい人が訪れていたのだろう。

ガンダムに気が済んだ後はゆりかもめの船の科学館駅へ。なぜかというと台場駅にはフジテレビやアミューズメント施設があるため、新橋方面の乗り場には家族客の長い行列待ちが起きていたのだ。そのため一つ手前になる船の科学館駅から乗り込む。こちらは何なく乗車できたが、ちょうど買い物を終えたコミケ帰りのオタクたちで既にいっぱい。ガンダム見に何人か降りないかなと思いつつも結局ほとんど降りないまま、立ちっぱなしで新橋へ。
新橋ではJRの駅で知人と別れ、そそくさと15:30に無事帰宅。

「兵士の定めがどういうものかよく見ておくんだな」
シャワーを浴びて、軽く仮眠してから戦利品でも眺めようかなと思っていたら気を失うように爆睡してしまった。
なんとか夕食前には起きれたが、年々肉体の衰えという奴を実感させられる。
もうそろそろ老兵は去り行く時期なのだろうか…

哀 ふるえる哀
それは別れ唄
ひろう骨も 燃えつきて
ぬれる 肌も 土にかえる
荒野をはしる 死神の列
黒くゆがんで 真赤に燃える……




by AshikaRecord | 2009-08-18 02:04 | コミケ76夏コミ2009

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