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トランスメディア提供アイコン01 コミケ69冬コミレポート         万物持論 その1

「わたしはですね、そういう容姿をされているあなたがうらやましいです。《コミケ》に関わっていると、濃ゆい分野での変化に全意識を集中せざるをえません。でも、あなたはあらゆることを楽観している。」
「あらゆることって?
コミュニケーションスキルの進歩のことですか?」
「コミュニケーションスキル、プレゼン技術、恋愛……
なにもかもです。Fではじまる言葉(Fワーズ)をめぐる戦いのすべて。」
「Fワーズ?」
「大きいのと小さいのがあります。この2005年がそれによって記憶されることになるだろうもの。ふたつの言葉をめぐる戦いです。ふたつの言葉の意義をめぐっての。
意見を異にしたり、理解できなかったりするオタクにむけてあなたが提供できる、もっとも押し付けがましいことはなんですか?」
「さあ。なんですか?」
「その人々を着飾らせること。それが最初のFワーズです。
オサレチェック(fashion check)。
 それでは"オサレ”とはなんでしょうか?
本来わたしたちのマナーとして最適化されている「身だしなみ」へ回帰することでしょうか?
それが究極目標なのでしょうか?
それとも……経済的に可能な限りありとあらゆる存在の衣類を購入し新たな自己表現を切りひらくこと?
その場合、自分は美と醜の境界を定義する専門家だと主張した人が……すべてを決めることになります。」






12月29日(コミケ一日目)

●3:00~


起床。
黙々と朝食をとりながらPCでネットの情報チェック。
今回のコミケは二日。私は二日間とも参加する事になっている。
初日は女性向けのサークルが多いこともあってか、並ぶ予定のサークルはまったく無く、運がよければ午前中には会場を離れられる予定である。
カバンの中の装備をチェック。バラしたカタログ、攻略予定表、自作のマップ、エビアン330mmlx3本、パック入りアクエリアス2本、板チョコ2枚、ゲームボーイアドバンス、折りたたみ携帯シート、懐中電灯、予備の電池、予備の使い捨てカイロ…
装備チェックの後は体中にカイロを貼り付ける。全身合計12箇所。ほとんどサイボーグである。
4:40ごろ出発。

●5:00~
近所の私鉄の始発に乗り込み、山手線に乗り換え、大崎駅でりんかい線の始発に乗り換える。
既にりんかい線のホームには行列ができている。
前回の乗り口を何とか思い出しながら勘で列に並ぶ。
5:40ごろ始発到着。一気に乗り込みシートに座る。

大崎を出発してからは予想通り大井町などからどんどん人が乗ってくる。たちまち乗車率200%はあるんじゃないかという混雑振り。眼前にたったあんちゃんが既に耐え切れなくて私のほうへ倒れそうになっている。なんとか窓枠に手をかけて耐えているようだ。思えばこの姿は去年の私である。
「大丈夫ですか?」と軽く気遣いながら国際展示場駅到着を待つ。

6:00前後ぐらいに国際展示場駅到着。
ものすごい人ごみの中なんとかホームへ出ようとするが、どこかで詰まってるのかなかなか出られない。出たら出たで今度はホームの方へ押し出されそうになる。既に「発車します」のアナウンスが流れてる中、これは怖い。なんとかホームへ落ちないように踏ん張りながらエスカレーターの方へ。
エスカレーターに乗り、改札口のほうへ出る。改札では不慣れな誰かがしくじったようで、皆が出られずに混雑になっている。数分後、なんとか改札が通れるようになり、私も改札を出る。今回はsuicaではなく切符を使った。suicaの改札タッチエラーを回避するためである。私事だが最近持っているsuicaの調子が悪いためだ。

●6:00~
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準備会スタッフに促されるままに西側待機上に到着。
ビッグサイトの逆ピラミッドを眺めることはできるが、やぐら橋ふもとの待機場としては3ブロックか4ブロック目の列に並んだといったところだろうか。まぁ今回はそれほど急ぐ必要はなく、開場直前に館内に入れていればよしといった具合なのでこのあたりに並べれば十分である。
とりあえずワンザ有明が開場する7:00少し前までこの場で待機。
しかし寒い。最低気温が0℃を下回らないとはいえこの寒さはこたえる。全身12箇所のカイロが無ければ3時間どころか3分も耐えられないだろう。

●今回の秘密兵器
今回の冬コミで投入した新兵器は二つ。
a0007635_21395466.jpgひざサポーター型カイロ。
毎回冬コミでは下半身の防寒に気を配っているのだがなかなか「これだ!」という物がなかった。コミケ前にこれをスーパーで見つけた際、「これだ!」と思い早速購入し試したのだが私の足が太すぎて膝まで入らない。
しかしこれであきらめる私ではない。ひざ下までは入るので、前後逆にしてふくらはぎを暖めるように装着する。
低温やけど防止のため6時間以上の装着はやめるよう袋に書いてある
が、家を出てから6時間というとちょうと会場へ入場する時間である。果たしてその前にはずすことができるだろうか。

もう一つはこちら。
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GBAゲーム「通勤ヒトフデ」である。
一筆書きのように白黒パネルを指定していき、そのパネルの反転によって横一列が一色になったパネルを消し、すべてのパネルを一度で消せばクリアーというパズルゲーム。
時間制限はない(別にタイムアタックモードはある)のでじっくり集中してパズルを解くことができる。
これがすごくハマる。パネル反転や消去のアニメーションもきれいだし、パズルが解けたときの爽快感も楽しい。
ちなみに「通勤」とタイトルにあるのは、通勤時に一日一問解いていこうという設定になっているためである。しかしその設定も無視してどんどん解いていく。

●6:40~
「通勤ヒトフデ」に熱中しすぎてフト時間を忘れそうになる。
ゲームをしまい、エビアンを一本もってワンザ有明へ。ワンザ有明では入り口に既に行列ができていた。無言で並び更に待つ。
7:00、入り口が開いて人々が殺到する。しかしここでも入り口で詰まる。師走とはいえ、何でこんなに皆急いでるのだろうか。
入場したら毎度のごとくサブウェイへ走りこみサンドイッチを注文。サンドイッチを受け取った後は相席できるテーブルを探す。早速、注文をとりに行っている仲間を待っているらしい、一人しか座っていないテーブルへ相席を頼む。しかし快諾してくれたその人はすぐに席を立ってどこかへ行ってしまった。ひょっとして自分にこの席を取っておいてくれということなのだろうかと思いつつサンドイッチを食べながらしばし待つがなかなか帰ってこない。しかも他の人たちが相席を求めてきた。こちらも早く待機上へ戻りたいので、席を離れていった人の事を託してから席を離れる。エビアンを飲みきり、ワンザ有明内のトイレで用を足してから待機上へ戻る。
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7:20ごろやぐら橋の上から撮影。だんだん日が昇って明るくなってきた。
待機上へ戻り、再び「通勤ヒトフデ」をやるなり、攻略マップを見るなりして時間をつぶす。「通勤ヒトフデ」はつい集中してしまうのでこういう時間つぶしにはもってこいだ。

●9:00~
小腹がすいたのでチョコレートを食べたりしてるとだんだん辺りがあわただしくなってきた。そろそろ先頭集団の移動が始まるためだ。10分後には隣のブロックの列が移動してやぐら橋のほうへ歩いていった。
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上の写真には写っていないが、この隣のブロックが移動した後に誰かが忘れていったリュックが一つ残っていた。時々ごみが残されてるのは見かけるがリュックが残っているのは始めてみた。そのリュックは準備会スタッフが回収していった。なぜならこの後に写真奥に映っている、後方ブロックの待機列が移動してくるためだ。
およそ10分後に私が並んでいる列の移動も始まった。
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足元の階段を確かめながらゆっくりと確実にやぐら橋を登る。毎度この眺めはかなり壮観である。

やぐら橋を登りきった後は企業ブース、西館、東館行きへと行列が分けられる。ちなみに西東館へ入場する際にも入り口で詰まった。前回まではここまで詰まることは無かったような感じがするのは気のせいだろうか。とにかく何か今年は皆焦っているような感じを受ける。
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9:50ごろ、西館と東館をつなぐ渡り廊下「イゼルローン回廊」の入り口あたりに落ち着く。後数分で入場開始だ。しかし今回は「夢の中へ」を聞き逃した。私も焦っているのだろうか。
そしてコミケ開催のアナウンスが入り、沸き起こる拍手。毎度のことだがこれをやることが先頭集団に入る醍醐味であろう。

●10:00~
早速エスカレーターの方へ行き、降り、会場へ。慣れてるのと並ぶ予定のサークルが無いため淡々と、そしてゆっくりと進む。
最初のサークルは知人から購入依頼を受けていたサークル。webのHPで見るとなかなか絵が上手くてひょっとしたら行列ができているかもしれない…と思ったら売り物は薄い表紙カラー中モノクロのオフセ本と、さらに薄いモノクロコピー本だった。買うのをやめようかとも思ったが、手ぶらで帰るのも知人に悪いので二冊とも購入。知人に金をもらうのも悪いのでタダでわたすことにする。どうせ全部で300円だ。

次はここ数年ハマった某ゲームを扱っているブースが固まっているところへ赴く。いくつか回るとなかなか面白いギャグパロディを出しているとこがあってのでそれを購入。

これで東館での攻略はすべて終了。この時点でまだ10:15である。

●10:15~
今度は西館の攻略。予定のサークル4つを回る。どれも行列ができていないのでサクサクと終了。この時点でまだ10:30。
気が楽になったせいもあるのか館内のトイレへ。実は8:10過ぎあたりから軽い尿意があったのだがこの時点で待機列を離れると、トイレ待ちの行列に巻き込まれて待機列に戻れなくなる恐れがあったためだ。いつもながら思うが冬コミでの最大の敵は寒さとそれに伴う尿意であろう。

用を足した後、最期に回る予定だった知人が委託しているブースへ赴く。しかし知人は買い物に出払っていて留守で挨拶ができなかった。
明日の超過密スケジュールのこともあるので、ことづけを頼んで西館を後にする。

この時点でまだ10:45。
この時間に攻略が終わるのは初めて。新記録である。

11:00にワンザ有明で昼食をとり、11:40にはりんかい線に乗り会場を後にする。

12:30ごろ帰宅。
全身のカイロをはがし、部屋着に着替える。
実は交換予定のカイロはこのときまではずしていない。
だいたいあの寒さの中で低温やけどになるという可能性のほうがかなり低いのだが。しあkしよい子は決して真似してはいけない事であろう。体質によるものでもあるだろうし。
知人に本日の戦果をメールし、一旦昼寝。
まったくといいほど疲れてはいないがやはり翌日の超過密スケジュールのことが頭から離れないためだ。
14:00に一旦起きてネットで情報収集。
16:00に夕食をとり、翌日の準備をし、20:00に就寝。

by AshikaRecord | 2006-01-01 21:38 | コミケ69冬コミ2005

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