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トランスメディア提供アイコン01 今日のちょっと気になること

投稿は日付変わってからだけどちょっといじってます(^_^;

なんでも今日のアジア大会の囲碁、日本チーム女子団体戦で「三コウ無勝負」があったそうです。






ちょっとここで「コウ」と「三コウ無勝負」の解説。
囲碁では相手の石に上下左右を囲まれた石は相手に取られてしまいます。
逆に相手の石に上下左右を囲まれた場所には自分の石は打てませんが、相手の石を取れる場合は打てます。

例として、図1のような盤面になって次が黒の手番になったとします。
図1:
┌┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼●○┼┼┤
├┼┼●○イ○┼┤
├┼┼┼●○┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┴┘


この場合、「イ」の地点に黒石を打てば、「イ」の左隣の白石は取られてしまいます。ところが…

図2:
┌┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼●○┼┼┤
├┼┼●ロ●○┼┤
├┼┼┼●○┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┴┘


黒が白石を取り上げたあとの盤面、図2です。
もしここで白番が、取られた白石のあった地点「ロ」に白石を打つと、今度は「ロ」の右隣の黒石が取られてしまい、図1の盤面に戻ってしまいます。
こういう無限反復が可能な石の配置を「コウ」と言いまして、同じ盤面が繰り返されるのを防ぐ(いわゆる「千日手禁止ルール」ってやつ?)ため、コウになっている石を取り返す場合は、一端別の場所に打ってから、さらに次の手番で取り返すというルールになっています。
図1→図2となった場合、白は「ロ」には打てませんが、「ロ」以外の場所に白石を打って、次の黒番で「ロ」の場所に黒石が打たれなかったら、さらにその次の白の手番で「ロ」の場所に白石を打って「ロ」の右隣の黒石を取れるということです。

しかし、盤面に同時に三箇所コウが発生してしまうと、三つのコウの取り返しを互いに繰り返してしまえば永久に対局が終わらなくなってしまいます。このような三箇所のコウを「三コウ」と呼び、三コウが発生したとき、両対局者が譲らない場合には「無勝負」とし打ち直しとなるそうです。


で先に述べたアジア大会の「三コウ無勝負」の何が気になるのかというと、その昔、織田信長が寂光寺にて日海と鹿塩利玄の囲碁の勝負を観戦したとき、三コウが現れ無勝負となったそうなんですが、その夜「本能寺の変」が起き、これにより以後「三コウは不吉の前兆」と言われるようになったそうです。
ただし残された棋譜には三コウになりそうな場所はないそうで後世の作り話である可能性が高いそうですが。(^_^;
また三コウはルール上の珍形の中では最もよく出現し、プロの対局でも数十例が記録されているそうです。


今日のアジア大会の「三コウ無勝負」は前触れだったのでしょうか?(^_^;

by AshikaRecord | 2010-11-23 23:59 | 事件・事故・ニュース

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