トランスメディア提供アイコン01 コミケ66夏コミレポート         ダメ人間の証明 その1

母さん あの帽子 どうしたでせうね?
ええ 夏コミ三日目 やぐら橋から館内へ移動する道で
路面に落ちてゐたあの帽子ですよ…




8月14日(コミケ二日目)

●02:15~

起床。
NHKのアテネオリンピック開会式を横目で見ながらかなり早い朝食を取り、黙々と準備。
凍らせておいたエビアンとアクエリアス、非常食としてコーヒービート(マーブルチョコのコーヒー味)を数本持っていく。
夏コミはかなり汗をかくため、ミネラルの補給できるエビアンのような硬水やアクエリアスのようなアイソトニック飲料が必須である。チョコレートも同様の理由だが暑さに弱いためコーヒービートのような糖衣に包まれたタイプのものを持っていく。もっともこれは落としたりして中で割れていると意味がないのだが、その場合は手に取らずにそのまま直接口にほおりこめばいい。
他にも保冷ゲルパック、タオル、携帯扇風機、などをカバンに入れておく。
出かける前にネットで天気予報を確認。今日も暑くなりそうだ。そして明日の天気は悪くなりそうだ。なんだか一抹の不安を残しながら家を出る。


●04:00~
家から歩いてJR山手線某駅に到着。他の私鉄やバスが走っていない時刻のため歩いていくしかない。
まだ券売機にも改札にもシャッターが下りていたが数分後には上がる。
Suicaにお金をプールしておいたためそのまま改札を通る。
山手線の乗り場で10分ほど待ち始発に乗り込む。
10分ほどで目的の浜松町駅に到着。ここからタクシーで直接会場に向かう。
前回は一つ手前の田町で降りていたのだが、一般参加者(ちなみにコミケでは「客」ではなく、ブースを出す「サークル参加者」に対してか「一般参加者」と呼ぶ。)の同志が全くいなくて相乗りができず、結局3000円近いタクシー料金を払う羽目になってしまった。今回はその轍を踏むまいと、浜松町駅を選んだのだがここも同じで同志を捕まえることができなかった。結局またも3000円近いタクシー料金を払う羽目になった。明日はもう少し考えなければ。


●04:55~
会場に到着。

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西側待機場と呼ばれる場所に並ぶ。予想より後ろの方に並んだ。写真でいうと左側中ほどに見える前の集団に食い込んでいるつもりだったのだが。どうやらタクシーで降りるタイミングを間違え、西側待機場から少し歩く羽目になってしまったのが原因だろう。まぁこの位置ならまだ自分の中では許容範囲である。理由は後述する。
行列の場所を確定するとカバンからウレタン製の携帯折畳みシートを取り出して座る。この方がじかに座るよりも疲れなくて良い。

他の一般参加者たちも古新聞、レジャーシート、折畳み椅子を用いている。
一段落したためアクエリアスを飲みコーヒービートを食べる。まだアクエリアスは半分ほど凍っていた。なんとか砕きながら飲み干す。


●0530~
しばし周辺をブラブラする。ホントは置き引きなどが心配なため行列からは不用意に離れないのがいいのだが、行列の内側に並んでおくことで置き引きされにくくなるように保険はかけている。まさに「人は城、人は石垣、人は堀」なのである。
ちなみに私が並んだ場所は「やぐら橋」と呼ばれる車道の上に架けられた橋の上である。ここは階段で後方の臨海線国際展示場駅へつらなる広場につながっている。

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この広場周辺とやぐら橋、ビッグサイト入り口前広場も含めて「西側待機場」と呼ばれているようだ。ちなみに無論「東側待機場」もある。前回までは「北1駐車場」と呼ばれる広大な広場がそれだったのだが、以前から言われていた工事が始まってしまい、今回は使えず「北1駐車場」の五分の一の広さしかない「第三駐車場」が「東側待機場」となったらしい。
ちなみにこの時間帯の西側待機場はまだすいているが、そろそろ臨海線の始発(臨時の新木場発)がつく頃だ。
一旦列に戻って暇つぶしにGBAでファミコンミニの「スターソルジャー」をプレイ。

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このゲームのいいとこはとりあえず弾さえ撃ってればそこそこクリアできる点である。暇つぶしにはこういうあまり考えずにプレイできるゲームが良い。画面が見えにくいのは太陽が本格的に昇ってきたため。
段々暑くなってきたので頭にタオルを巻く。

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あと4時間か5時間は太陽の下で待つことになるのだからこれぐらいしとかないと熱中症になってしまう。下の広場の方はワシントンホテル(写真右側に写っている建物)の影ができるからまだやり過ごしやすいが「やぐら橋」周辺には影のできる場所があまりない。
あるとすればこのようなゆりかもめの高架下ぐらいである。

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まぁこれも07:00までの辛抱である。


●06:50~
なんで07:00までかというと、この時間になると近くのショッピングモール「ワンザ有明ベイモール」が開くからだ。

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中にはいくつかのファーストフード店や喫茶店がある。そしてこれが私が西側に並ぶ理由の一つである。毎回私はここの「サブウェイ」でサンドイッチを買い二回目の朝食を取る。そうでもしなきゃとてもじゃないがやってられない。一応近くにはコンビニが二つほどあるのだが既に満員。そしてモール前もこの有様。ほとんどコミケ前哨戦といった感じだ。
で、07:00開館になると人が押し寄せる。

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※(ちなみにこれは三日目に撮った写真)

ただしすぐには店には並ばない。彼らは先に食事するためのテーブルを確保する。すぐにテーブルはいっぱいになった。私は先に買い物をして相席を狙う。

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※(これも三日目に撮った写真)

相席先テーブルの買い物担当が買い物をしてる間に私は買ってきたサンドイッチを食べきり退散する。スタンドアロンなコミケ参加は不便な点も多いがこういうフットワークの軽さが生きる場合もある。
ちなみにファーストフード店ではまだまだ行列が。

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※(これまた三日目に撮った写真)

私は館内のトイレで用を足しておく。ちなみにトイレは館内だろうが館外の公衆トイレだろうがたいてい行列になっている。
その後急いで行列へもどる。大丈夫だとは思うがやはり置き引きは気になる。


●07:30~
列に戻ると荷物は無事だった。08:30になると「やぐら橋」は封鎖され人の行き来ができなくなり、現在の行列も移動準備を始めるためこれからはあまり列を離れることができなくなる。そして戻れなくなった人の荷物は放置、人は行列の最後尾へ並ばされてしまう。
西側待機場は既にこんな状態。

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写真右側で階段を上っているのはおそらくサークル入場をするサークル参加者たち。サークル参加者は決められた時間内に専用の入り口から入館しておかないと、彼らも一般参加者の最後尾へ回されてしまう。
写真左側にはまだ一般参加者の行列が続いているのではないかと推測。
そろそろ攻略サークルを確認。

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マップはカタログにもついてくるが、ベテランになると皆自作してくる。
カタログは電話帳サイズで重くてかなわないため、私はその日の分だけバラして持ってくる。
攻略リストの中でも優先度上位三つは会場でマップを見なくてもいいように頭に叩き込む。
つうか会場内はかなり混雑するので立ち止まってマップを見るという悠長なことがあまりできない。


●08:00~

08:00をまわるとコミケ準備会スタッフが号令や注意をかけはじめる。
イヤホンでGBAをやってると移動開始の号令を聞き逃す恐れがあるのでキャストパズル・エニグマをやる。

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すごく難しくて全然解けないがそれが時間つぶしに丁度良い。
08:30ごろスタッフから号令や注意がかかりはじめる。周辺の皆が立ち上がり移動の準備を始める。私も折畳みシートなど荷物をカバンに収める。
9:30ごろ、やっと館内へ入場するために移動が始まる。
正確には入場準備のために一般参加者を分けるための移動。
簡単に説明するとコミケ会場は大まかに3つに分かれる。
企業のブース群がある「西地区4階」(コスプレの会場や更衣室もこの辺らしい)、
そしてサークル参加者のブース群がある「西地区1階」と「東地区1階」。
入場口手前の広場で西側一般参加者をこの3つのエリアへ行く人に分ける。


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写真奥は企業ブースやコスプレ会場へ向かう人たち。手前は東&西館へ行く人たちで、入館直後更に西と東に分けられる。
東館へ行く人たちがしばらく歩かされると先頭集団はだいたい東館と西館をつなぐ渡り廊下で止められる。

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※(ちなみにここは一部の「銀河英雄伝説」ファンからは
「イゼルローン回廊」と呼ばれているらしいが
むしろ「フェザーン回廊」か?)

奥に並んでいるのは東側から入場した人たちかも?
ちなみに東館は更に東123館と東456館に分かれているため更にここで行列を二つに分ける。私は456の方へ並ぶ。
初めて気づいたが結構揺れてた。
09:45ごろ井上陽水の「夢の中へ」が流れ一切点検の放送。コミケには毎回会場爆破・放火などの脅迫状が来るため参加者全員で周辺に不審物がないか確認をするためだ。
10:00開催の放送と共に起こる拍手。この拍手をやらないとコミケに来たという気がしない。最初はサークル参加者だけだったらしいが、いつの間にか一般参加者もやるようになってた様だ。


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東館へ入るために乗ったエスカレータから降りる直前に撮った写真。
エスカレータは人ごみのおかげでどこから乗るのかわからなくて少し怖い。
しかし開場後3分なのにこの人の量。
この人の量だからエスカレータを降りきるまでは動けない…というか決して動いてはいけない。この人数、ヘタに動けばエラいことになる。
分かってはいるがこの数秒がすごく長く感じてもどかしい。

そしてやっと着地。早歩きで(会場内は走ってはいけない)なんとか第一目標のブースへ急ぐ。しかしそれも速すぎると準備会スタッフから「走らないで下さい!」と注意を受ける。

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第一目標のブースに並んだところ。
なんでまた外に並んでいるかというと…
コミケでも人気のあるサークルとそうでないサークルがある。
人気のあるサークルは並ぶ人の量も半端ではないため館内で並ぶと他の参加者の邪魔になる。
そこで人気サークルは建物の壁に沿うように並び行列のスペースを確保するのだが、その中でも特に人気のあるサークルは行列を外に出して並ばせる。
私が並んだのもそんなサークルの一つだ。
奥に写っているのは東側「第三駐車場」で待機している人たち。少しずつ東館に入館している。東側は東館に近いので人気サークルが多い東館に入るのには有利そうではあるが反面西側よりも入館の速度が遅い気がする。
しかしまぁどこもかしこも人だらけ。
暑い。

●ここでしばし脱線。
ここまで人が多いと、どこにいけば目的サークルに並ぶことができるのか見失いそうになる。
そこで各行列の最後尾の人はサークル名と「ここが最後尾」と書かれた看板を持つことを義務付けられる。

しかしややこしいことに?「ここは最後尾ではありません」という看板を持つ場合もある。
これは、先に書いた超人気サークルはブース前に直接並ぶ短い行列と、それにつなげる長い行列と二つに分けることがあるため、並ぶ先を間違えないようにするためである。

また、運良く早めに目的の行列に並べて本を買う段になったとしても油断はできない。
なぜならサークルさんによっては販売制限をかけている場合がある。
一部の先頭集団による買占めを避けより多くの人に本を買ってもらう為の配慮であるが、
私のように知人から購入依頼を受けている人間にとってはつらいものがある。なんとか販売制限が解除される時間帯を見切って行列に並ぶ必要がある。
制限はだいたい限10(10部限定)、限5ぐらいだが、厳しいところになると限2、限1をかけてくる。
今回私が行く予定になっていたサークルさんも最初のうちは限1という情報が飛び交っており、そのサークルの攻略を後回しにせざるを得なかった。
しかし運良く後回しが功を奏し、限5ぐらいに緩やかになったところで本を購入することができた。


●11:30~
東館の買い物が終わったので西へ移動する。

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エスカレータからは、まだまだまだまだ人が降りてくる。

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渡り廊下。皆整然と、しかし急いで歩いている。そろそろ入場者がピークに達する頃だろうか。

ちなみに今回初めて気づいた、西側手前にあったコピー機のコーナー。

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どうやら現地でコピー本(印刷所に頼むのではなく、コピー機で複製した原稿をホチキスなどで綴じた同人誌)などを作っているようだがホントのところは分からない。

西側もエスカレータで降りる。無論乗っている間は動いてはいけない。
ちなみに西側も既にこんな感じ。

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●西側で見かけた同人誌以外の面白いモノ。

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「ガンスリンガーガール」の銃器本を出していたサークルさんの展示品で売り物ではない。無論火薬の入ってない使用不可能なモノである。
一番大きいのが12.7mm(.50口径)の機関銃弾。
手前は右から二番目がドラグノフの7.62mmx54R弾、四番目が5.56mmx45NATO弾、五番目が9mmx19、三番目はP90の5.7mmx28弾のつもりで置いたものだそうだ。
P90はアテネオリンピックの対テロ警備部隊の訓練映像でも見かけた短機関銃で「防弾チョッキは貫通しても人体は貫通しない」という恐ろしい銃弾を使うため、弾丸は公的機関でしか出回らないよう厳重な管理がしてあるそうで、さすがに入手はできなかったそうだ。

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毎回コミケで見かけるペーパークラフトの時計。おどろくなかれ、おもりとそれをたらすワイヤー(糸?)以外は全て紙の部品でできていて振り子の仕組みでちゃんと動くスグレモノだそうである。


地球帰途へ…
いくつか西も回って会場を後にしようと、既に買い物を終えた人々の写真でも撮ろうかとカメラを起動すると電池が切れた。
つうかこのカメラは携帯電話についているモノ。いっぱい写真をとってもいいように32MのminiSDカードを購入しておいたのだがそれ以前に電池が切れてしまうとは思わなかった。
とりあえずワンザ有明ベイモールのソバ屋「そじ坊」でソバを食べて臨海線で帰宅。
風呂に入り軽く寝た後夕食をとり、明日の天気の確認や知人への戦果報告、明日の打ち合わせなどの確認をしてから本格的に就寝。
明日は雨だそうだ。土砂降りにならないといいのだが…
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by AshikaRecord | 2004-08-16 22:31 | コミケ66夏コミ2004

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