トランスメディア提供アイコン01 まだ人間じゃない?

タイトルは昔読んだP.K.ディックの短編から。

404 Blog Not Found:ぼけなすは空気嫁に食わせるな

上記記事のこの部分
「あくまで私の短い人生の拙い記憶に基づいた憶測なのだが、「想定外」の答えが返って来た時、男は「質問の仕方がまずかった」と感じることが多いのに対して、女は「このわからずや」と感じることが多いように思う。相手に求めるのは、男は「説明責任」、女は「感情移入力」なのである。

女がへそを曲げると、男は一生懸命言葉を変え手を変え品を変え、相手に「説明」しようとする。しかし女は望んでいるのは「私の気持ちになってみる」ことだ。これでは話せば話すほどこじれるのは当然のように思える。」

を読んで連想したものが二つ。

一つは映画「ブレードランナー」の「VKテスト」のシーン。

「君は砂漠を歩いている。
ふと足下を見ると亀がいて
君のそばに這ってくる。
君は手を伸ばし亀を逆さにひっくり返す。
亀は腹を上にし、
焼けつく太陽の下で足をバタつかせてもがくが、
君は助けない。
とにかく手を貸さないんだ。
何故だ?」


人間そっくりの人造人間「レプリカント」を見分けるために行われるテスト「VKテスト」では過去の記憶をあまり持たないレプリカントたちの「感情移入度」を測定します。
劇中、上記の質問をぶつけられたレプリカントは激しく感情を揺さぶられ質問内容の人間に感情移入できないため(?多分)、質問に返答できずそれでレプリカントだとばれてしまいます。

もう一つはSF小説「万物理論」(著:グレッグ・イーガン)に登場する「大きいHワード」。
「「それで、もうひとつのHワードはなんなんですか? 大きいほうは?」<中略>
「ほんとうにおわかりになりませんか? ではヒントを。論争に勝とうと思ったら、考えうるもっとも知的に怠惰な方法とはなんでしょう?」
「答えをいってほしいんですが。なぞなぞは苦手なので」
「論争相手が“人間性(humanity)”を欠いている、と主張することです。
<中略>
 仮にあなたがわたしを、“人間性を欠く”といって非難したとしましょう。それがじっさいに意味するところとは? いったいなにをしたら、そんなふうにいわれるのか? 平然と人を殺したとき? 子犬を溺死させたとき? 肉を食べたから? ベートーヴェンの第五番に感動しなかったから? それとも単に、人生のあらゆる局面であなたと寸分違わぬ感情をもてない――あるいは、もとうとしない――からですか? あなたの価値観と目標のすべてを共有できないから?」


ひょっとして最近コミュニケーションスキルがどうのこうの言われるのは論理的な部分じゃなくて感情移入ができるかできないかの部分なんでしょうか?
そして女性とのコミュニケーションで感情移入できないあるいは示せないというのは男性ということ以前に人間としても見られないということなんでしょうか?
考えすぎ?(^_^;
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by AshikaRecord | 2006-02-25 22:59 | 雑記

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